切ない、と思ったので今年も秋が来ました。
温湿度計をみたら、24度で66%。
切なさの温度と湿度とはこれくらいなのだ。
最近おいしかった薬膳スープ。
産直のきくらげと、頂いた島のガラエビという海老を煮込んでいます。
生姜とにんにくをこれでもかと利かせたのは、秋にくる夏バテにそなえて。
体も薬味を求めだして、秋の風が愛おしい。
終わらないで、秋!
レシピ(2人分)
– 材料 –
・黒きくらげ 4枚
・海老 小さいもの8〜10尾
・長芋 5mm厚 6枚
・ひらたけ 一口大で片手いっぱい
・赤ピーマン 1こ
・生姜 すりおろし 大さじ2
・にんにく 2片を3mmの薄切り
あとから加える
・モロヘイヤ 一口大で両手いっぱい
・つる紫 6枚
・ゆでた枝豆 適宜
・水 材料がかぶるくらい
・塩胡椒、醤油、ごま油、山椒 適宜
– 手順 –
①材料を水から煮込む
②ニンニクのいい香りがしてきたら味付けをする
③モロヘイヤとつる紫を加え、色鮮やかなうちに盛り付けて枝豆を散らす
おいしくなるコツ
❶海老を使う
煮干しでもない、かつおぶしでもない、海老の出汁だからこその上品なおいしさがある。海老は長芋との相性も◎。乾物でもいいので、ここではぜひエビをつかってください。
❷生姜をすりおろす
すりおろすことで溶け出すエキスがだしになり、味わいが一段階深くなります。にんにくはほくほくとした歯応えを楽しむために、ここではおろさず薄切りに。
効能「アンチエイジング」
いつから広まったのか、アンチエイジングという言葉。
この「歳を重ねることで生じる健康や美容の不安」を、薬膳では”海老”のスープで解消します。
以下の3群をくみあわせよう。
腎臓に良い食べ物
海老、黒きくらげ、山芋(長芋)、ブロッコリー、キャベツ
体を温める食べ物
生姜、にんにく、山椒
旬のもの
モロヘイヤ、つる紫、赤ピーマン
旬は一年通して一食一材とるのが理想。週に一度は八百屋さんや魚屋さんをのぞきにいこう!
ヨガ「海老のポーズ」
薬膳の効果をツボで高めます。
「海老のアンチエイジングポーズ」
①テーブルから1mはなれてたつ
②天板に1m幅で手をつく
③肩と腰が同じ高さになるように腰をひく
息をすってはいて、吐き終わったら膝を曲げて前に3歩歩いて、気をつけの状態に戻る。
ここまでで1セット、1日3セットです。
ポーズが海老に似ているからこの名前じゃなくって(笑)
海老と同じアンチエイジング効果があるポーズです。老化をつかさどる腎臓のツボを刺激しています。
私は台所でこれをしてる。台所は1日に何度も行くからヨガのルーティン作りに好都合。桑の葉茶を煮出す5分間は、他にもいろいろできます。
体にいいことはついで、ついでね。
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