ラグジュアリー民泊小豆島2泊3日 ¥105,000から 次回募集

酒粕、香る。(レシピあり)

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私の周りがたまたまかもしれないが、イベントをしっかり楽しんでるなぁと思う。
「なんかせえへん?」といわれたら、もれなくのっかるのが島女の掟かというくらい、みんなみんな、ノリがよい。

昨日はバレンタインデーを、小4のとき以来ってくらい、満喫しました。(一ノ瀬くんにあげたの本名チョコだったよなー)

スケジュール的には、

節分前に材料集めをすませ(節分は節分で恵方巻づくりで忙しく)
酒粕だけは足を伸ばして酒屋さんで買い
熟成期間をみて二月十一日に酒粕トリュフを仕込んだ。

酒粕トリュフは、7年前のオリジナルレシピです。
あとまで残るレシピに限って、思いついた経緯を覚えていないのですが、検索したら2015年のブログにでていたのでよかったなと。

当時はそらでつくれていたのですが、もうすっかり忘れていました。

これは失敗もないし、薬膳らしさもあって、とても気に入っているレシピです。
ハマる人も過去1多い。お隣さんは人にあげる箱を詰めながら「自分の分がなくなる〜」と泣いてました。

酒粕トリュフ(30個分)

砂糖を使っていないというと驚かれるくらい甘いです!いちじくの甘味が酒粕にうつるんですね。ふつうのトリュフだと思って食べると、後味がおもいのほかすっきりしてもおり、発酵食品なので、朝のおめざにもいしいですよ。

酒粕を直接食べることになるのでお酒がダメな人、運転する人は食べないでくださいね。良質な酒粕を。

材料
酒粕・・・300g
白いちじく(ドライ)・・・10個
クーベルチュール用チョコレート・・・300g

飾り用
金箔 少々

あると便利な調理器具
ボウル2こ
温度計
ゴムベラ
サラダフォーク

作り方
①いちじくカットする(1つを3等分)

②酒粕をちぎっていちじくを包む

③②を平皿に並べて2分ほどチンする

④湯煎したチョコでコーティングする。(ゴムベラで転がし、フォークで掬ってバットにうつすとやりやすい)

冷蔵庫で10分ほどひやしたら、出来上がり。



チョコレートのテンパリング(湯煎)のかんたんなやり方
❶熱湯のボウルにつけて湯煎。ゴムベラで混ぜる・・・(45度になるまで)

❷水のボウルにつけて冷却。ゴムベラで混ぜる・・・(28度になるまで)

❸ぬるま湯のボウルにつけて保温。ゴムベラで混ぜる・・・(32度になるまで)
※❶のお湯をとっておいて使うとちょうどいい

温度は結局、守るが近道。カンでやるとぼそぼそに固まりますので、ご注意(汗)


朝のうちに、箱詰め。

まずは、旦那さんを探す(お隣さんのです)
うちの畑にいらした。茂り始めた空豆のお世話をしてくれている。忙しそう。

では先にと、お父さんに届ける(お隣さんのです)
海沿いを、だいぶ走った先の、海を見晴らす高台の家。

私がはいっていくと、オリンピックをみていた。
目も口もまん丸くして「こらまた珍しい人がきたなぁ」という。
そうか、みかん狩り以来だな。
なんて時間て、早くたってしまうんだろう。

「みほちゃんがなぁ、とうさんにチョコレートあげたいんやて」
娘の説明をきいて、顔が真っ赤になられた。
え〜ちょっと意外なくらいだった。てれわらいしている!

作ったといったら、

「香りがいいなぁ」と、何度も、何度もいって、
「これはうまいなぁ」と、何度も、何度もいって、

箱に印刷された飾り文字まで、読んでらした。
「Just For You 」
じっくりよまれ、はずかしい…

お隣さんのお父さんって、こういうとこ、うちの父さんと似てる。

帰って、旦那さんにも渡したら、ありがとうと。

お夕飯どきにタイカレーを届けに行ったらもう一度、
「チョコ、おいしかったです、ごちそうさんです」と、わらう。

ザ・島男。

島の男は言葉少ななんよと、聞いていたけど、今のところ本当にそうだ。
いろいろしていただくので、ありがとうと何度もいうんだけど、届いてるか心配で。

14日にチョコを渡すっていうのはおたがいにわかりやすくて、良いなぁと思いました。



こちらにきて、暦のとおりにイベントを、また楽しめていることの幸せを思います。

若い頃は、行事の日は特別で(イブは彼氏と居ないといけなかったり。あれはなんだったんだろうか?)
でもいつからか、どの日も同じ重さになっていました。

それは、なってみるとなかなか穏やかな心地です。たとえば今日も。


二月十五日は、何の日でもないけれど「すごくいい日だった」と、夜に思わず呟きたい。その呟きたさは、過去1番です。

でもそれは、昨日もそうだったんですね。
明日もお正月も、365日毎日、今日をいい日にしたさは、同じだから行事にとらわれなく、なっていたんです。

なのにです。
ここへきてまた、暦のとおりにイベントを、楽しめていることの幸せを思います。まるで、高校生みたいに。

キュンです!

深井みほ子
株式会社Ladle|薬膳ヨガ®︎ 代表
東京都出身 小豆島在住
湘南鎌倉で薬膳とヨガの繋がりを体系化し2009年にスクールを開講しました。現在は瀬戸内海の島に暮らしながら、シンプルで続けやすいセルフケアをオンラインレッスンやリトリートを通じてお伝えしています。

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