ヨガをしているとき、あなたはどんな気持ちですか?身体がすっきりして心地よく感じたり、気持ちが晴れたり、そんな風に思えているでしょうか?
もしヨガの時間が「キツいけれどやらなければいけないこと」になってしまっているのであれば、頑張りすぎかもしれません。少し意識を変えてみると、ヨガをすることが心の負担ではなく、心と身体が元気になるような、楽しい時間になりますよ。
1日1時間、1回に6ポーズなど、何かを「決めて」やる
ヨガを行うときに「今日もやらなきゃ」「あと◯分で終わりだ」と思っていると、それが無意識であってもストレスホルモンが出ているのです。
ヨガの間にストレスホルモンを浴びると、プラマイゼロか、悪ければマイナスになってしまいます。
「もう嫌」と感じたところで、止めるのがちょうどいい時間です。無理に決めずに、10分の日もあれば、90分やる日があってもいい。6ポーズでも足りないときがあったり、たった1ポーズで終わる日があったり、自分の気持ちの変化を楽しみましょう。
「ヨガ環境」が整っていないままやる
ヨガを行う上で環境作りは大切です。こんなことはありませんか?
ある日、枕から嫌な匂いがしました。そこでアロマオイルを付けて、枕をいい香りに変えようとしたのですが、あまり好きな香りではありませんでした。けれど、もったいなくて使い続けていると、部屋は苦手な香りでいっぱいに…。
そんな環境でヨガをするのはよくありません。ストレスホルモンが出るだけでなく、集中力もわかなくなるのです。今に集中できないときは、過去の後悔と、未来の心配で頭が埋め尽くされてしまいます。
嫌な匂いや、寒い・暑い、服が落ち着かないなど、身体が感じた不快さをスルーせずに気付いてあげましょう。あなたが快適だと感じる環境を整えてから、ヨガを始めるのがおすすめですよ。
動画やDVDを見ながらやる
動画やDVD自体が悪いわけではなく、視点に問題があります。ヨガの視点は自分の内側を眺め、身体の動きを観察するからです。
息を吸うと胸が膨らみ、背筋が伸び、肩が上に上がります。反対に息を吐くと胸がしぼみ、背中が丸まって、肩が下がるなどの動きがあります。
動画を見ながらヨガをやると、視点が1メートル暗い離れたところになり、自分のフォルムをジャッジする視点になるのです。
「うまいか、うまくないか?」「できたか、できていないか?」そんな風にiudgeをしてしまいます。自分を評価すると途端に続かなくなるため、何かを見ずに、自分の内側を眺めるようにしましょう。
ヨガを始めたばかりだと、環境作りや方法が分からないまま、続けてしまうことがあります。違和感を感じたら、新しいやり方を試してみたり、先生に聞いてみたり、ぜひ自分に合うヨガとの向き合い方を探してみてくださいね。