食欲をキーにして健康的な食生活にシフトする、薬膳の使い方講座です。
この講座で得られること
・薬膳の基本的な知識
・薬膳レシピの作り方
・食欲と向きあう方法
・食生活の安定
・不調、ダイエットの悩み解決
講座概要
<対象>
薬膳初心者の方
学んだ薬膳をきちんと使いたい方
<会場>
薬膳ヨガ®︎鵠沼海岸スタジオ
アクセス
<Zoom参加の視聴方法>
講座3日前までにメールで送付
<日時>
水、日 10:30〜11:30(終了後30分質問タイム)
近々のスケジュール
11/29(日)10:30〜11:30
12/2(水)10:30〜11:30
<授業内容>
①効能学の基本
薬膳の効能を学びます。
代表的な5つの効能の意味を捉え方を学びます。
②レシピ方程式
薬膳レシピの立て方の基本を学びます。
食材を方程式にあてはめてレシピを考案するワークで、自宅で作れる10分以内でできるレシピにして仕上げていきます。
③食生活の振り返り
ご自身の食生活をチェックします。
自分を客観視する習慣をつけることで、「体の声を聴く」ことができるようになります。
④レシピ写真公開
学んで終わりにしないためのメンバー限定SNSグループです。(参加自由)
ご自身が作ったお料理の写真や、コンビニのお惣菜やスナック菓子で美味しかったものの投稿ができます。講師からコメント欄で薬膳のアドバイスがもらえます。
<講座料>
2回 2,980円(税込)
参加できなくても1ヶ月間動画を視聴できます。
<お支払方法>
銀行振込
【振込口座】
横浜銀行 藤沢支店(普)6059287 カ)レードル
ジャパンネット銀行 ビジネス営業部支店(普)005 口座番号1479200 カ)レードル
湘南信用金庫 藤沢支店 (普) 0518571 カ)レードル
振込手数料はお客様にてご負担をお願いします。
<持ち物>
マスク、手洗い用のハンドタオル、飲み水
筆記用具、クリアファイル(A4)、専用のノート(サイズ自由)
<テキスト>
当日お渡し
Zoom参加の方にはメールでお送りします
<教本>
効能辞典を当日までにご用意ください。(購入はこちら)
間に合わなくても受講できます。講座当日に講師にお伝えください。
<申込方法>
予約ページ
こんなときにおすすめ
・食生活に不安がある
・健康的な食生活にしたい
・献立に薬膳を取り入れたい
・リバウンドしないで体重を減らしたい
食べるセルフケア
薬膳(やくぜん)をひとことでいうなら、「食事でおこなうセルフケア」です。
中国で生まれて、日本に伝わりました。
これを今の日常で使いこなせるようになることが、このレッスンの目的です。
お料理ができなくてはいけない
食材を揃えなければならない
理論から学ばなければならない
薬膳を始めるって、結局そういうことじゃないの?と思われる方もいるかもしれません。
でも、まったくそうではありませんでした。たとえば、
「あれが食べたい」
という欲は、誰もが経験したことがあると思います。
薬膳はそれを味方につけます。
「内臓からメッセージがきた」とばかりに、そこから、不調の解決方法を考えていきます。
解決策は漢方、鍼灸、整体などいくつもあります。その中の「食べること」で行う方法が「薬膳」なのです。
漢方との違い
薬膳と似ているものに「漢方」があります。
ふたつの違いは「材料」です。
「漢方」は、オウギ、センキュウといった「生薬」(しょうやく)を粉にして煎じ薬のように服用します。
「薬膳」は、キャベツや鶏肉といった「食材」(しょくざい)を、煮たり焼いたりして食べます。
薬膳は特別な材料を揃える必要がないのです。
「だとしたら今の食生活と変わらない。それで効果がどうのってよくわからない」
と思われるかもしれませんね。
たしかに薬膳はふつうの食事で、漢方は粉薬ですから、不調をピンポイントで解消したいときには、私は漢方のほうをおすすめします。
では、薬膳の出番はどこか。それは、「予防」です。
「この食生活でいいのかな」と思ったときが、薬膳の出番なのです。
<お越しの際の注意事項>
神奈川県のガイドラインなどに沿って随時策定しています。積極的なご協力をお願いいたします。
1時間に2回以上の換気
・寒い方は羽織るものをご用意ください。
・長時間にわたる場合は、外に出る時間を確保します。
ソーシャルディスタンス(互いの距離を2m以上、最低1mあける)
・いずれの会場も室内は2名、屋外は6名を定員とさせていただきます。
・この距離をとれないレッスンは行いません。
マスク着用、マット各自持参
・マスクをお持ちでない場合は入室いただけません。
・海でのレッスンもマスク着用とさせていただきます。
・講師もマスク、フェイスシールド等を着用させていただきます。
・ヨガマットは各自でご持参をお願いします。
手洗い、消毒、体調チェック
・消毒液等を設置しておりますので、必ずご使用ください。
・手洗い時にはご持参のハンドタオルをお使いください。
・いずれのクラスも飲食提供は控えさせていただきます。
・クラスへの飲食物の持ち込みもご遠慮いただきます。
社会の状況による緊急対応
・感染者数が増えた等の場合は、開催中止とさせていただきます。
全てが安全優先となりますことをご理解お願い申し上げます。
栄養を「感覚」でとらえる世界
食べるものに気を使いはじめて、急に目がいくようになるのが、栄養表示のシールだと思います。
パックのお惣菜や、お菓子やパンの裏側にも貼られている「カロリー1800kcal、タンパク質30g、糖質50g・・・」というあれです。
私もよく必ずみます。
どんな栄養がとれるのかを知ることができるので便利ですよね。でもこの計算を、毎食家庭でやることはとてもできません。
でも薬膳でならできました。
薬膳は「数字」ではなく「感覚」の世界だからです。
「感覚」というのはたとえば、
「貧血気味のときに」
「お腹をあたためたいときに」
「喉がイガイガしたときに」
といった感じです。
「いやーでもわたしその感覚の世界が苦手なんだよね」
と、思う方もいるかもしれません。
それなら、カロリー1800kcal、タンパク質30gという栄養学のほうが、スッキリするかもしれません。
どちらがいいということではありません。
どちらも同じ「食事に気を使おうとしたときの目安」ですから、しっくりくる方でいいと思います。
薬膳は、より「感覚派」のかたに向いている、栄養法といえます。
スーパーでの買い出しを、薬膳で選ぶことができるようになる。
「今の私に必要なのはこれだな」と思って買って食べることができると、やはり、体調がいいのです。
直感があたったかどうかは、後から効能辞典で検証します。
だいたい、食べたかったものが、今不足していたものであることが多いです。
分析型の薬膳
その検証の仕方は、薬膳のどのスクールでも学ぶことができます。
この10年で薬膳のスクールがすごく増えました。
スクールには、それぞれの特色があります。
理論から学びたい方は漢方も学べる学校がいいでしょうし、
お料理好きの方は調理実習がついているところが楽しいと思います。
自分にあった場をえらべるようになってきています。
薬膳ヨガ®︎は食生活を変えないことにこだわっています。
「分析型」の薬膳です。
食べたいものを食べるのが先、そのあとゆっくり分析をします。
分析は「冷えている」「眠りが足りていない」などの体の状態を知るために行い、さいごにそれを、ヨガで解決しています。
分析作業には、市販の効能辞典を使います。
わたしは、薬膳とヨガを別に学びました。
当時特に、薬膳を、全く日常で使っていませんでした。でもこの方法で毎日毎食、薬膳ができるようになりましました。
暗記をしなくても効能が覚えられたからです。
ヨガで解決するので、不要に太らなくもなりました。(私は油断すると顔とお腹が太るのです)
ただし、私はO型です。
しょっちゅうダラダラしたいし、ポテトチップスも好きです。食べたいときに食べたいものを食べたい。
確信犯でそれをしますが、そのたびお腹はぽっこり出ます。(体は正直!)
でも、薬膳をとりいれるようになってからっは、そういう日があってもまた、自然に平らなお腹にもどるようになりました。
「食欲」はサイン
とはいえ、主婦は食事を1日三回もつくります。
毎食ルールにのっとってどうこうするなんて、できることではありません。
そもそも、あるもので作るというのが、日々の食事作りです。
朝ごはんひとつとっても、パパは納豆、子供たちはパン、など日課で決まっていることもあります。
薬膳をはじめたことで、いきなり家庭のメニューが一新するというのはおすすめしません。
家族の不評をかってしまっては、本末転倒です。
では薬膳をろうとりいれたらいいのか?
それは「食欲」に気づくところからです。
「玄米を食べよう」のようなりっぱなことではなく、「なんだかむしょうにシュークリームが食べたいんだよね」のような、人にいうのがはずかしいような欲でいいのです。
最終的にそれが一番、正確な体調診断になります。
この講座では私が12年間楽しんできた、食欲を否定しない食事の具体的なやり方をお伝えします。
コロナで対面クラスができる時期は、限られるかもしれません。
できるときに、1日でも早く薬膳をはじめていただきたいと心から願っています!
(薬膳ヨガ®︎ 深井みほ子)