SDGs。
読み方は、エスディージーズ。
学生の半数近くは、
これが何かを知っているそうですが、
みなさんご存知ですか?
見せてもらった資料では、
小中高の教科書にもでていて、
入試問題にもなっていた。
確かに大人の方が
ちょっと出遅れているのかも。
SDGsとは世界中で取り組む
2030年までと期限のついた
あるプロジェクトの名前なのですが、
興味があってZoom講座を
うけはじめたら、夢がいっぱいで
じっとしていられない気持ちに・・・!
SDGsってそもそも何?
そもそもSDGsとは、
「Sustainable Development Goals」
の略で「持続可能な開発目標」という意味。
2015年に国連サミットで採択され、
国連加盟193か国が参加しています。
持続可能な世界にするのに特化した分野が
17あげられていて、これを目標(ターゲット)
と呼んで、2030年までの15年間で
それらを達成しようという取り組みなんですね。
17の目標は、画像でみてみてください。
国連のサイトで(商用以外ダウンロードOK)の
ポスターで一覧になっています。
環境、貧困、平等、教育などの
耳慣れたものもあれば、
初めて考えさせられるものもありますね。
薬膳ヨガ®︎が推進している「健康」は3です。
誰一人取り残さない
胸が熱くなる言葉だと思いませんか。
SDGsジャパンの目標です。
日本も、大手は行動が早く、
この4年間ですでに素晴らしい事例が
多数仕上がっています。
車椅子でもドアの開けやすい公共WCなどは、
グッドデザイン賞をとっています。
先日藤沢の銀行でも、
SDGsのポスターがはられていました。
新しく金融商品などができているんですね。
これからはもう、
民間で1社ごとの利益を
追う時代ではないのです。
これは楽しくなってきました。
持続可能な社会という考え方
持続可能、ときいて
懐かしい気持ちになった
人もいるのでは?
ヨガという職業柄もあるのかもしれませんが、
11年ほど前、私の住む湘南地域では、
この言葉が一気に広まりました。
「トランジション・タウン」
という活動は全国的で、
私もその鎌倉支部に参加していました。
今もメルマガをいただいていて、
精力的な発信を感じます。
個人的には、その中の「地域通貨」が
おもしろかったんです。
逗子や葉山で「なみなみ」という単位が作られて
物々交換が可能だったんです。
たとえば、私はヨガを教えられます、といったら、
農家さんは野菜を差し上げられます、といって、
会社員の方は、エクセル文書作れます、といって
それぞれのなみなみで、お互いの得意を
等価交換できる。
これなら、人知れず貧困状態にある人でも
ヨガで健康を維持してもらえる。
ヨガは治療だと思っている私にとっては
当時、そういう社会が可能になっているのは、
夢が叶った世界でしかなく、
即とびついたものでした。
SDGsはあの時代の再来のようにも
感じます。
規模がでっかくて国連レベルですけどね!
SDGsは会社まかせじゃない
私が今受けているSDGs講座で、
SDGsと似た取り組みに見えるものとして、
「CSR」が紹介されていました。
CSRというのは「企業の社会的責任」の略で、
会社が社貢献的な活動をすること。
ハイ、薬膳ヨガの運営会社
株式会社Ladleでも
CSR活動としてボランティア活動を
個人の設立のときから続けています。
だから社会に良い取り組みという意味では
両者はよく似ているけれど、
あくまでもCSRは会社が主役。
その点、SDGsは、
地球のすべての一人一人
が主役で、主体的です。
自分は、
自分の職場では、
自分の友達とは、
これをやろうと決めていい。
そしてそれを達成すると、
地球上の私たちが知り得ないような
苦しくてつらい問題が、減るかもしれないという
夢がある。
誰もが当たり前に、もっともっと
ふつうに幸せでいられるかもしれないという
夢があるのです。
まあ今まで、言ってもユニセフに寄付するとか、
国内の災害に募金するくらいしか
できないでいた「地球規模のこと」ってありますよね。
そこに、SDGsなら手が届く。
すばらしいと思います。
また個人的には、この4文字が
世界共通ワードなことにワクワクしています。
「SDGs?」
って、海外で言ったら通じる!
※OL時代秘書なのに英語ができず、
「深井さんってHi!とaha-nだけでのりきってますよね」
と後輩に言われていたトラウマもあるんでしょう。
そんなわけで薬膳ヨガ®︎、Ladleも、
大いに学び、参加していきたいと
思っています、SDGs!(発音は、カタカナ風)