私が薬膳の学校に通っていたのは、12年前。
ヨガに「内臓」の知識もあった方がいいかなと思って(当時は副業で、週末講師をやっていました)「東洋医学 内臓 スクール」と検索し、たまたまでてきた薬膳の学校に通っていたんです。
「あ、こんなのあるんだ」くらいの、軽い気持ちでした。
ところが、学びだしたらこれが深い。
薬膳とは、食べ方というより医学でした。「これは、続けたら間違いなく身体にいいな」と、直感しました。
その後、うんうん唸りながら中国語の効能名を暗記し、晴れて資格試験に合格しました。
ところが、いざ家で薬膳をやろうとすると、なんだか特別すぎて、日常感がないんですよね。
いやいやそんなことはない、薬膳は普通の食材できることだし、考え方そのものは本当にすばらしいんです。レシピだって、教科書どおり、作ればちゃんと美味しくはなりました。
ただ、「体調に合わせて、薬膳料理を作る」という、薬膳の一般的なやり方そのものが、O型で面倒臭がりの私には、まったく続かなかったんですね。
がっかりしながら、「どうしたらやる気がでるかなあ」「もうこの際、伝統的なルール通りでなくてもいいかな?」など、そあの手この手で、続くやり方を模索しました。
その中の1つのやり方が、なんとなく続いたんですね。毎日それでならできるし、徐々に、体調に変化もでてきたのです。継続は力なり。方法をアレンジしても、薬膳はちゃんと応えてくれました。
おかげでそれから12年間、ほぼ毎食、私は薬膳ができています。
忙しいとサボります。でもすぐまた戻れる、気軽な薬膳です。
今日はそのやり方について、お話してみました。
「体に良い食事に変えたいけど続かない」という方は、ぜひ聴いてみてください。
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