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秋の夕方、気持ちいいですね〜。
そろそろしくみヨガが終わった頃でしょうか?

今日はたからの庭でごほうび2回戦。
まきこせんせいとバトンタッチし、
お庭をあとにしました。

出がけに、

「ハイ、よろしくおねがいしますねー。今日は冷え性についてお勉強したあと冷え性を楽にするヨガをご紹介します。まずね、冷え性に関係する臓器は、腎と肺です。腎と肺。」

まき先生のテキパキとした講義に聞き惚れる。

まきこ先生ってやはり、メガネキラリです。
理論講義の女王。慶応卒の才女。
吉本ばなな好きの、才女少女みたいな方です。

さて、ごほうびのほっこりとした
余韻をあじわいながら
次の仕事場への途中、本屋さんにたちより、
気分転換を購入しました。
おなじみ、薄い文庫本です!

わたしはこれに勝る気分転換を
未だ見つけられたことがありません。

読書ではなく「気分転換」なので
選ぶのにコツがいるのですが、
最近なんとなくわかってきました。
うまく言葉ではいえないんですが、
今日、白羽の矢がたったのは、
冒頭の写真。
女優の杏さんのエッセイです。
「ちくま文庫」の!

わたしは好きな女優さんが何人かいて、
杏さんも好きです。

ドラマはどれもあまりみないので、
話題の、ごちそうさま、も、
ゆずの主題歌を
聴くどまりでした。

でも本は気になっていて、
これまで何度も手にとっていました。
どの本屋さんでも
平積みになっているし、
いいんだろうなと思っていたのです。

しかし、荷物が重かったり、
急ぎで買う本が決まっていたりで、
なかなかレジまで持って行けず。
自然の流れにまかせ、いよいよ読む日を
今か今かと待っていました。
さっき、
「あ、今日こそあれを・・・!」
と、思いだせたときは
だからすごく、幸せでした!

で、早速、読みましたが、
いいじゃあん。。。

きれいで控えめ。
これが杏さんに対するわたしの印象で、
それは、きれいと控えめを、
勝手に反対語にした上での話ですが、
わたしはそのギャップをいつも
とても愛してしまいます。
誰がそうでも。

なので、
杏さんの書く文は、
受け入れてしまうんだろうなと思っていました。
うまいとかへたとかなしに、
好きになるだろうなと。
はたして抱いた感想は、
初々しい!
でした。
杏さんのエッセイは、初々しい。

もちろん、文章はプロのそれで、
ひっかかるところもありません。
初々しいのは、たとえば、
感動した下りを、
「な、なんと‼︎」
と素直に表現されているところとか。
それが軽さではない、
ピュアな素朴さとして伝わるのです。
お人柄ですね。

さらに、気になる文体ですが、
である調でした!
である調、つまり、
語尾がです、ます、などの
丁寧語ではない文章ですね。
どうしても注目してしまうのです。
憧れているといってもいい。
である調が、ピッタリくる人って
案外少ないんですよ。

たとえば、
鎌倉在住で、ライターをしている友人は、
最近医療の方にものりだしたりしましたが、
一貫して、である調です。
ブログも、Facebookも、
会ったときの会話もすべてが。
男勝りなのに、色気のある
彼女にとてもあっていると思う。

それが、なんだかとても自由に見えることがあって、
うらやましいのです。
言葉を選ばず、思想をえらばず、
誰に気兼ねすることもないようで。

わたしも相当な勝手人なので、
そのほうがあっているんじゃないのと、
である調を見るたび思うのです。
が、書き出すと、ですます、に落ち着いてしまう。
(である調がたまに混じる、です、です。ややこしい)

さらに、この文庫本の書評を、
村上春樹さんが書かれていました。
つまり「杏のふむふむ」という1冊のなかに、
二人のひとの文章を楽しめるということ。
贅沢です。

で、それを読んでびっくりしたのですが、
村上春樹さんの文章の字体(フォント)だけが、
角丸な字体なのです。

もちろん、目の錯覚ですよね。

全部みたことはないけど、わたしの知る限り、
ちくま文庫のフォントは明朝体だし、
(横線、縦線、ハネやハライが
筆で書いたように表現されている字体)
第一、本文とあとがきの字体が異なることは
あんまりないと思います。

にもかかわらず、違ってみえます。
今もう一度めくってみても、そうでした。

思えば、わたしはずっと
村上春樹さんの本は、
読みやすいフォントで印刷されているのだと
思っていました。
でも村上春樹専用フォントが
あるわけじゃないんですね?
文章が読みやすいから、
字体までそう見えるのかもしれません。

これが初の執筆だという杏さんのエッセイ、
爽やかに楽しく読み進めています。

日々、いろんなことがあって
いい感じじゃない日もある。みんなそうです。
今日だってクラスで体調を聞いたら、
「数週間続いているモヤモヤを晴らしたい」
という方が3人もいました。
わたしも。
切り替えこそ早いほうですが、
モヤモヤします。しょっちゅう。

でも、このあとブログを書くとか、
誰々さんにメッセージを書くとかするなら、
清らかな心でそれをしたいです。

少なくとも、たまたまやさぐれのわたしで
何か言いたくありません。
(いつもやさぐれているわけではないから余計です)

そんなときに手に取るようになるのかなー、と
思いました。「杏のふむふむ」。

朝、出がけにパッと本棚からぬきとり、
電車で開く。
目に飛び込んだ
ニコニコと飾り気のない一文が、
その日一日を、爽やかにさせてくれる。
と、いうような。

・・・
こちら、ヨガの後に囲んだおやつ「せいろりんご」です。
りんごにココナッツオイル、レーズン、シナモンをのせ
5〜8分蒸してます。
冬の朝ごはんにオススメですよ〜。

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