お休みをとって断食合宿に参加してきました!
断食といえば一般的にはダイエットかもしれないけれど、
ま、それもなくはなかったけれど、
申込時のアンケートには「内臓を休ませたい」と記入。
からだの声がきこえたんです。
からだの声。虫の知らせ。
一昨年は、胆管でした。
ふと「行ったほうがいい」と思って消化器内科にいったら
「あなたうまれつき胆管拡張症だよー」と言われて
手術することになったり。
去年は、腸。
ふと「受けたほうがいい」と思って、人間ドックを受けたら
「おっきいポリープあるよー」と言われて
後日、とりにいきました。
それで断食。
なんとなくですが、肝臓の声だった気がします。
お酒も毎日ではないけど結構のむし、
飲んだ翌日は目が赤くなるし、
目はしばしばするくらいスマホでつかれているし、
いずれも肝臓が好きではない行為です。
何かたべるたびに「カンゾウ」と思う。
気になるってこういうことです。
だけど。
いざ断食にいってみたら肝臓の感じ以上に、得たものがあった。
「コミュニケーション」だったんです。
恒例の「楽しかったこと・もの1位から3位」をやってわかったのですが
(楽しかったときこれをやるのが30代の頃からの癖で)
第3位「夕暮れ、お風呂上がりゆうごはん前の、静かすぎるほど静かなの2時間のヨガと瞑想」
いい時間だったな〜・・・
なんと、そちら、東洋医学のヨガ・瞑想・断食の道場でした!!!
うそ〜〜〜ン♡と、到着して目が♡になるわたし。いまさらだけれどヨガっていいですね。
経絡ヨガっていいですよ。(薬膳ヨガのヨガもこれなんですが宣伝ぬきで本当に)毎日疲れはカンペキにとれていた。
ツボと内臓を知り尽くした熟練の先生方。感謝!毎日2時間ヨガってこんなにいいもんなのかと、
そういう暮らしにシフトしていこうかな?と本気で検討した。
第2位「トレッキングでわかった人との間合い」
見えますか?気の巡り。
はじめはおしゃべりして歩調をあわせたりするんだけれど、
自分のペースで歩いていいんだってことが体でわかっていくんですね。ふっと、意識が横の人でなく、自分の体に向く。
するとはじめて鳥の声や、雨が葉に当たる小さな音が耳に届く。そこからはもう、一人きりの世界です
早すぎず遅すぎず歩くとつらさって生じないんですね。当たり前か。
自分に正直でいることの練習のような時間。
第1位「大勢の女子トーク」
新しい考え方を、新鮮な気持ちで受け止めたり、
私がふつうに思うことも、驚かれたりして、
お互いこころに新しい風が吹いて嬉しくなりました。それとね、個人的になんですが、
はじめましてで知り合っていくときの方法が
こういうやり方もあるんだ!とドキドキしました。私は、
「はじめまして!お名前なんていうの?どちらからいらしたんですか?」
と、ストレートな知り合い方しか、知らなかったんです。ところが、宿ではよくこういう情景が。
(以下、雑談風景)
A「わーい生生姜だ〜」
B「いい香り!私チューブの生姜苦手です」
C「え〜?私全然ヘーキだな」
D「私もよくわかんないですね」(↑ここまで昨日からいたメンバー)
初「・・・あ、私もダメです、チューブ」(←初対面の人ここから会話に入った)
B「ほんと?生とは何かが違うっていうかねー」
C「ええすごいねえ?わたし全然わかんないよ」誰でも共感できる気軽な話題を
パス回ししてるとわざわざ白羽の矢を向けることなく
今日から入ったばかりの人が自然に話に入ってくる。大縄跳びみたいに。
新鮮でした。
だって仕事のマナーで習いませんでしたか?
初対面の人がいたら名前を聞いたり笑いかけたりして、
相手に興味を持っていることを伝えるといいって。私、20代からずっとこれでやってきました。
旦那さんの友達とか彼女とかとあうときとか、セミナーもだし、
OL時代も、薬膳とヨガクラスでも!
フランクに知り合ってく感じ。海外ドラマみたい。
うん、これいい!
やってみようっと!
・・・ということで、
断食に行く前に想像していた以上に
わたし今、元気なんですが、
帰ってからひととのやり取りばかり思い出しています。
そこで話したことも。すごく元気をくれていて。
もう会うこともない。
でも会えてよかった。心からありがとうっていいたい。
からだの声は「内臓を休ませたい」だったけど、
得られたものは想像以上の以上の以上だったんですよ。
からだの声ってだから好き。
今日もどんどん聴いてあげようと思いながらこのブログを書いています!