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Culm Valley Centre for Health Practice視察 2015 4 21 TUE 11:00〜

※当日、通訳さんにすがりついて書き上げた視察メモです!(笑)読みにくいところもあるかもしれませんが、ご興味のある方はぜひご覧ください。代替医療、治療としての
ヨガや整体やアロマ、イギリスの医療制度、などについてご興味のある方に向けてかいていきます。

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今日は、Culm Valley Centre for Health Practice
を視察しました。

たとえば、鍼灸、ホメオパシー、オステオパシー(整骨)、リフレクソロジー、フィジオセラピー(理化学療法)、スポーツマッサージ、タイマッサージ
ここはそんな自然療法のセラピールームが、
一つの場所に集合している施設です。

個々のサロンであれば日本にもたくさんありますが、
ただ、それが一堂に介した施設はそうはみかけないと思います。

わたしはこの場所を、数年前の「ソトコト」で知ったのですが、
それをみた時とてもいいと思いました。

明るくてきれいでカフェがあってメニューもヘルシーすぎずにおいしそう。
これが病院とは思えなかったし、こういうのが日本にもあればいいなと思ったのです。

ところが、イギリスにもこの形態の施設は、まずないのだそうです。
イギリスにはGPというシステムがあって、これはかかりつけ医のことですが、
自分で選ぶわけではなく、住むエリアによって制限されてしまうので、
ここで、NHS、つまり社会保険医療制度を使った無料の治療を受けられるのは、同じコランプトンの住民のみだといいます。
他にこういった施設はないのであれば、
自然療法を治療として受けられるのはコランプトンの人たちだけということですね。

通訳のさくらさんの、お友達にお話を伺う機会がありました。
まさにコランプトンに住む女性、ジーナです。
彼女は本当によくCulm Valleyを利用しているそうで、
その理由は、まずGPの対応の良さ。

ふつうはGP(かかりつけ医)に電話すると受付の人が対応して、1、2週間待ちが当たり前。それがCulm Valleyでは、GP本人が対応してくれ、

その日にうけいれてくれる。
もちろんジーナが他の地域のGPにかかることはないわけだけれど、
満足して利用している理由はそれだと、
Culm Valleyそこがとてもいいのだといっていました。

ジーナはDARTS FARMという日本でいうファームマーケットで
販売スタッフとして働いており、
重度の腰痛をもっているそうだけれど、
Culm Valleyで自然療法の治療を受けることでかなり軽減しているそうです。

他の地域の例のでいうと、エクセターの市内に住む通訳のさくらさんは、粉瘤種ができて皮膚科に行きたいと思った際、
GPが命に関わるものではないと判断したので治療は受けられなかったそうです。
さらに、足の血管が浮き出る下肢静脈瘤ができたときには、GPのもっとひどい人はたくさんいるという意見で、やはり治療は受けられず。

それぞれ、NHSを適用しない全額負担であれば、治療はできます。でもそれぞれ2000ポンド(約35万)ほどかかるので、日本に帰国したときに保険の適用内で治療を受けるつもりだと話していました。

話が飛びますが、そういった利用者のお話を聞いていて、マイケル博士は母国の医療事情の問題をよくご存知だったのだなと感じました。

ジョナサンが、6年前の設立時のマイケル博士のこだわりを教えてくれました。
それは、病院独特のい空気を感じさせないようなつくりであるということだったといいます。
エントランスは広く、トップライトからの光がさし、スタッフはフレンドリーで、入り口からの空間が広い。
病院に来たらいいことがあるというイメージをかんじてもらえるためのさまざまな工夫。

また、設立にはちょっとした苦労話がありました。
創設の時に政府からの予算がでたが、形に見えにくい代替医療であることで
その予算がまるまるカットされてしまったのです。
そこでGPが立ち上がり、資金繰りに協力したといいます。

「わたしが日本でこれを再現するとしたらなにをしたらいいと思いますか?」
その質問に、
「医師と一緒に考えることだよ」
と即答が返ってきたのは、そのためかもしれません。
やり方はわからないけれど、それは一つの方法かもしれません。
小さくでもいいからやってみたいなと思います。

痛みをかかえてつらい人にとっては嬉しいことは多いでしょう。

1箇所にいくつものセラピーがあり選択の自由があるということや、
ペイシェントグループ(同じ症状の人)が集まり悩みをシェア、共有できること。
治りづらい症状で藁をもすがるような気持ちのときに、希望が持てるなにかがあるということも大切でしょう。
それはとても難しいかもしれませんが、
そうである人にインタビューをして、その要素をのせていくことなら、できるかもしれません。

通訳のさくらさんが雑談の中で、たとえば菜園はどうだろう?土に触れることは希望にならないだろうかといっていました。

ジョナサンが話していたのです。
カルムバレーには近隣の農家さんつまりファームの人々が多く訪れると。日頃から自然に触れているから、体が資本であることをしっていて、お金をかけても守っていく価値があることをわかっているから来るのだろうと。
そう、Culm Valleyでの自然療法の治療は、無料ではない。有料なのです。
そのことはまた後日。

また、小さくてもそんな施設がつくれたら、薬膳ヨガのメソッドが、もっと必要としている人たちに、届くかもしれません。
自分のヨガ、薬膳だけではない、多くの施術のプロにきてもらい、状況にあったセラピーにゆだねることができるかもしれない。
なにもかもをヨガや食でなんとかすることは無理があるり、あうものを気軽に体験させてあげることができるとしたら、とてもいいです。
さらに、自然療法を、それに興味がない人たちの、手に届く場所にさりげなくおいておく、ということが実現ことができるかもしれません。

時間がおしてもゆったりと構え、話をきかせてくれたJonathanは、センター長でありながら、こちらのオステオパシー(整骨)の医師の一人でもあります。

オステオパシーの施術は、事前に肌の感じ、全体を診るためにまず、患者さんは下着になるのだそう。
そのために、またなによりも、継続して通院することを促すために、患者さんとの信頼関係がなによりも大事だとおっしゃっていました。わたしの仕事も、信頼があって効果もあるし、そのために経絡や内臓のお話をするのだと伝えました。

また、Jonathanは今中国人の奥様と、6歳の娘さんと暮らしていますが、
昔はコンピューター関連の仕事をしていて、海外にいたので付き合いも多く不規則な生活をされていたそうです。

それがあるタイミングがきて、いまの仕事に移り、いまは幸せだといっていました。今までにないくらい、この上なく幸せだと。今あるもので幸せだという考え方。整体観念はここにもある。

わたしたちのやりとりはみていてとても面白かったと、通訳のサクラさんがいいました。
彼女が最後にくれた言葉。
「二人は、バックグラウンドがにている。同職種のような関係でいらして、みほこさんはからだをこわされたけれど、彼は不摂生をしたというし、どちらもそこから蘇ったからこそ、自分たちのなさっていることに確信もあり、情熱を持ち、人々にもっとひろめていきたいと思われているところが似ていると思います。だからこそ彼は、みほこさんの情熱を理解したし、なにをしたいかを理解したし、提唱しているメソッドを斬新だと感じた。けれどもそれを効果がありそうだと感じたから、その先に必要なことを教えてくれたのではないでしょうか。とにかくとっても楽しかったです♡」

と、元バレリーナだという彼女はさいごに背中を伸ばして笑ってくれました。

すばらしいひととき。
関わってくださったみなさま、ありがとうございました。
荒削りですが、いったん終わります。 これから丁寧にレポートを残していこうと想います。まずは無事におわってよかった〜、、、

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